“霜柱”《襍木 ・/・古往今来264》

里山出見れる時は、突然気温が下がった時。
温暖地では、紅葉した落ち葉との対比が面白い。
少し高度の上がった山麓では、どことなく寒々しい!?!

シモバシラ(霜柱) シソ科(Lamiaceae/Labiatae)
学名:Keiskea japonica Miq.

秋口に山の木陰でひっそりと息づいている可愛いい草花だが、冬に面白い現象を茎にみせる。
関東周辺の山間部ではそれほど珍しくはないが、関西・四国・九州で見られるかは???
日本固有の草花だが花名は、花の姿が霜柱に見えるからではない。
冬に枯れた茎の根元から霜柱のような氷柱が出る特性があり、この名が付いた。
温暖な地、神奈川県立FC大船植物園でもみたことがある。地表温度が0℃以下で見られる現象。
だが気温の上昇で消えてしまうので早朝散歩をしなくてはいけない。
枯れた茎が吸い上げた水分が外気で凍りつき、茎のまわりに氷柱を作るが、
大きさは人の手のこぶし大にもなる。又、形も様々で氷の芸術というよりホイップクリームの様だ。
細長くアイスキャンデーのような形、蝶の羽やバラの花のように横に広がった結晶を作る場合も在るとか。
楽しくも不思議な空間を醸し出す。


12月21日誌「筑波山麓」

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