“季節感(紅色)!!”《襍色・/・拈華微笑53》

ヤマモミジ(山紅葉) ムクロジ科(Sapindaceae)
学名:Acer palmatum Thunb. var. matsumurae (Koidz.) Makino
ノムラモミジ(野村紅葉)ムクロジ科(Sapindaceae)カエデ属
学名:Acer palmatum var. amoenum cv. Sanguineum
別名:野村楓、武蔵野

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『ヤマモミジ(山紅葉)』
雄性同株。低山の林内に生える落葉小高木または高木。高さ15mに及ぶ。
枝には早落性の軟毛がある。葉の裂片はふつう9個で重鋸歯がある。
不揃いの花序は複散房状で、有花枝に頂生して軟毛をまばらにつける。

『ノムラモミジ(野村紅葉)』
ノムラモミジは、葉が新しく出たときから赤色、夏場は緑、紅葉期に再び度赤になる。
イロハモミジの赤葉品種とかオオモミジ系と諸説ある、古くからの園芸種。
特に赤葉の際立った品種に「出猩猩(でしょうじょう)」がある。
春がもっとも味わいのある葉色かも知れない。
春の芽出しは紫紅色で白毛に覆われ、上面は濃い紫紅色で下面はやや緑色味の紫紅色。
夏場、陽のあたる部分は紫紅色のままのもあるが、日陰の部分では緑色が強くなる。
秋の紅葉は、紫と言うより真っ赤になり、「七変化」と称される所以である。
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高校時代から始めた~登攀(登山)、週末は山で過ごすことが多々あった。
10月下旬に谷川岳一ノ倉沢の初冠雪、その光景が彷彿と脳裏をよぎる。
岩壁上部の白、赤、緑、黄の葉色(四段紅葉)の中を登り始め、
連続登攀でビバーク、翌朝、眼下の光景に活力を貰ったものだ。

学部時代(大学の)から時折、東京・銀座の服飾店で売り子をさせて貰っていた。
小遣い稼ぎ・更なるは、服飾の勉強も兼ねて!!
当時、11月半ばといえばしっかりとコートを羽織っていたのを覚えている。
バイト先の店、常連さんに三木武夫第66代内閣総理大臣が居られた。
総理大臣になる前のことだが。。。
お一人で店に入ってこられ品選びをする、おしゃれな方だった。
時折のバイト、其れを思うと数ヶ月に1度は来店されていたようだ。

大学で研究課程に入った年の11月半ばから年末までは、連日バイトだった。
昭和45年11月25日の昼ごろ「三島由紀夫さんと楯の会」事件が勃発!!
三島由紀夫さんと楯の会会員4人が、東京の自衛隊東部方面総監部に乱入した。
昼食に外に出たとたん、銀座界隈は、どことなく騒然としていた。

身近な公園で見ゆる樹々、眺めていると昨日のように思い出される。


「藤沢・長久保公園11/28」



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この庭のモミジも朝夕の寒暖差のため、紅くなりました。

昨日のように思い出される・・・
最近、下校している小・中学生を見かけると、未来への希望に胸を膨らませていたその頃の私を思い出します(笑)
Posted at 2015-12-04 23:49

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こんにちは、moonさん。

こちらも、初冬といった感じになってきました。

一枚の葉に近寄って見ますと、何とも複雑な葉脈、ですが絵になります。

燃えながら散る。そのように自分もありたい、と願う日々です。
現実は・・・???
Posted at 2015-12-06 20:07

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