イロハモミジ(いろは紅葉)といえば秋の紅葉を思い浮かべるだろう。
古刹や古い建物に深紅の紅葉が映える。
だがこのモミジの花って意外と見逃してしまっていまいか!?!
我が家の裏山にある「いろは紅葉」、その樹と遊んだのを思い出す。
先日、訪問先でそんな情景とであった。撮影機材を全く持っていなくて(泣)。
注意深く見ると、沢山・・房状に小さい花をつけた面白い形の花が見えた。
カエデやモミジの仲間の中で一番色鮮やかに紅葉するのがイロハモミジである。
それ故か、公園や神社仏閣で持てはやされ、風物詩ともなっている。
だが、イロハモミジの中には黄色に黄葉するものもある。
又、黄色~赤へと変化するのもあって、赤に変わった時の色は、鮮やかな深紅。
環境・生育条件、個体差によるらしいが中々趣があっていい。
春先、画像の様に雄株には、可愛い花を咲かせる。
雌株の木には種が付く。風に飛ばされクルクル回り落ちていく種の姿は風情がある。
興味深いが、意外と知られていない様にかんじる。
裂けた葉の数がイロハニホヘトと数えて・・・!で名前がついた由。
自生種は、低山の林内に生え、高さ15mになる落葉高木。
葉は対生し長さ3.5-6cm、小型で深く5-7裂する。粗い鋸歯と長さ2-4cmの葉柄を有す。
秋に紅葉する。枝先に暗紅色の花を多数つける。
果実は長さ1.5cmほどで、ほぼ水平に開く翼を有する。
本州(福島以西)・四国・九州、で自生種が見られる。
先日のモミジ「若葉と可憐な花」、正しく春模様!!
沢山花を付けていたが、行きかう人々は、素通りであった。
「筑波山麓にて 2016/4/8」
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