“初見の花!?!”《襍観・/・野華‘16-1》

日本作出の園芸種、鈴鹿碇草(スズカイカリソウ)か??
学名:Epimedium grandiflorum 'Suzuka'

身辺の森で初めて出会った野の華。
今まで気づかなかったのか、見過ごしていたか??
画像を整理していて気づいた。
辺り周辺は、その時期、イカリソウが極普通に見られる。
其の一寸上の場所に顔を見せてくれていた。
どことなく優しい。可愛いといったほうが良いか!!

ヨウシュイカリソウ(洋種碇草) メギ科(Berberidaceae)
学名:Epimedium x rubrum
外国産のイカリソウを総称してヨウシュイカリソウと呼ぶ園芸品種群。

イカリソウを漢字では「錨草」とか「碇草」と書く。
学名:Epimedium grandiflorum var. thunbergianum
Epimedium grandiflorum Morr. var. thunbergianum (Miq.) Nakai
花形が昔の和船で用いられた四本鉤の錨に似ていると、つけられた名前。
だが、園芸品種「鈴鹿碇草(スズカイカリソウ)」
学名:Epimedium grandiflorum 'Suzuka'の特徴は、
基本種のような碇形の長い距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がない事。
草丈は20センチから40cm位、葉は2回3出複葉である。
小葉が9枚セットになっており3つに枝分かれした後、もう一度3つに分かれる。
小葉の形はハート形で、花弁は4枚で、花の色はピンク。
属名の Epimedium は地名に由来。イカリソウに転用された。
種小名の grandiflorum は「大きい花の」という意味である。
イカリソウの別名をサンシクヨウソウ(三枝九葉草)とも呼んでいる(葉の形から)。
葉は、花の終わるころに伸びてくるが、3出複葉で、3個に大きく分かれ、
それぞれの先端がさらに3個ずつに分かれて、合計9枚の小葉を付けることが多い。
1本の茎に普通1個の複葉が出る。
小葉の基部は心形で、縁には棘状の鋸歯があるが、葉そのものはやわらかい。
仲間には、シロバナイカリソウ、トキワイカリソウ(常盤碇草)、
ウラジロイカリソウ(葉の裏に細毛がある)、バイカイカリソウ(距がない) 、
ホザキイカリソウ 、キバナイカリソウ、ヤチマタイカリソウ等々。

全草は生薬として知られる。
強壮、強精、血圧低下、健忘症防止などに効能があるとされる。
また、酒として飲まれることもあり、放杖草とか棄杖草と呼ばれる。
飲めば元気になって老人にも杖はいらないという意味。
全草は淫羊霍(いんようかく)という生薬として精力剤としてしられる。
平滑筋が弛緩し陰茎などの血流が増えるなどバイアグラと共通の作用がある由。

「さっぱりと姿を変えた碇草、静かに咲けば春の足音」

“ひと月近く前の遭遇。自分の時間が持てるようになってきた。”
「2016/4/10大和市・泉の森」




#ブログ #花

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