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昨年は、花の盛りを見れなくて、今年こそは!?!と散策に出かけてみた。
所がどうだ、昨年より1週間以上も早いというのに盛りは過ぎていた。
気温、表土辺りの温度が高くなっているのだろうか???
残念なことに今年も花を観ることが出来なかった。
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ギンリョウソウ(銀竜草)
エングラー体系ではイチヤクソウ科に、APG分類体系ではツツジ科に属るが、
最近では、ギンリョウソウモドキと同様、シャクジョウソウ科に分類される。
6、7月頃、山地のやや湿り気のある所で落葉が多い所からにょきにょきっと出ている。
全体が「白(乳白色)」。葉緑素をもたず、腐植土に生えることから「腐正植物」と呼ばれる。
名前も、見た通りのネーミング「馬」の顔のようにも見えるし、キノコのようでも在る。
房が膨らみ、この中に数千個の種が入っている菌根植物で、れっきとした草の仲間。
花が開くと、ちゃんと雄しべと雌しべが顔を出す。花びら7枚以上。
ふちは紫色を帯びる。雄しべの花糸には白い毛が多い。
果実(子房)は、球形で白色。下を向いたまま熟し茎が倒れるとつぶれて種子をまき散らす。
ゆっくりと道の両脇を探しながら歩かないと、
普通に歩いていてはこういうものを見つけることはできない。
顔を見せる場所は、公表出来ない。静かに見守りたい場所で在る。
よく似た仲間のギンリョウソウモドキは、秋に咲く。
「大和市・西鶴間周辺'16/06/12」
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