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ハマオモト(浜万年青)
種子が海流によって運ばれ、海岸で育ち、姿がオモト(万年青)に似ているので名前が付く。
別名ハマユウ(浜木綿)。これは花が神事に用いる幣を作る木棉(ユウ)に似ていることから。
元々南方系植物だが、房総半島の家々では、園芸用として庭に植えている。
花だけをみるとシロバナヒガンバナにそっくり、ハマオモトもヒガンバナ科である。
和名は、葉がオモトに似て海岸に生えることから。一般にはハマユウのほうが知られてるか。
地下茎は鱗茎になる。葉は、帯状で厚く光沢があって先が尖る。
花茎は太く頂部の散形花序に固まって花を多数つける。
花序の基部に総苞片が2個あり蕾のときは包まれている。花被片は、白色。
花の芳香は、結構強い。夜間には、更に強く匂う。種子は、球形コルク質で種皮に包まれてる。
在来種で、 暖地海岸の砂地で生きている。
神奈川県レッドデータ生物調査報告書(1995年)によると(抜粋);
三浦半島ブロック、佐島・天神島周辺は、海岸段丘が発達している。
三浦半島は,黒潮が流れ込む海に面しているため,比較的温和な気候でもある。
海洋性気候を反映して三浦半島が亜熱帯起源植物の北限地と云われている。
三浦半島以北に分布しない植物にハマオモト,ハマボウなどがある。
このような地形的、地史的な背景から三浦半島に局在する種類とその種構成が特徴的でるのは、
護岸や埋立などのなされていない自然海岸には、
エビアマモ、タチアマモ、スカシユリ、ハマオモト、ハママツナ、ホソバノハマアカザ、ハマボウ、
スナビキソウ,イソギク,ワダンなどが見られる。
海岸段丘斜面には、ハマイブキボウフウ,ソナレマツムシソウなどが見られた。
絶滅種、絶滅危惧種の概要
大楠山・芦名・子安・秋谷・大田和・長坂・荒崎などは相模湾側の半島西部で、
横須賀ではもっとも人口密度の低い地域であるが、最近丘陵地山林の宅地化が著しい。
天神島,荒崎などの海岸は自然海岸であるが、そこに生きる植物は絶滅危惧にさらされている。
ハマボウ(1935年に佐藤達夫が発見)、グンバイヒルガオ(1960年)、ソナレマツムシソウ、
ミズオオバコ(1960年)、ハマアザミ(1959年)などが記録されているのだが、
最近はめっきりと減っているやに見える。
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《時節感慨》
目に見えない国家間戦争が、愈々熾烈になってきた、と感じる記事を読んだ。
* *YOMIURI ON LINE* *
空自「宇宙部隊」創設へ…対衛星兵器など監視
防衛省は人工衛星の運用を妨げる宇宙ゴミ(スペースデブリ)や
対衛星兵器などを常時監視する「宇宙部隊」を航空自衛隊に創設する方針を固めた。
新たに監視レーダーを設置し、2023年度からの監視活動の開始を目指す。
人材育成のための関連経費を18年度予算の概算要求に盛り込む。
宇宙部隊は宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)とも情報共有し、
主にアジア地域に関係する宇宙空間を監視する。
また、米軍と連携することで全世界的な監視網を整備する。
18年度中に監視レーダーの設置場所を決める予定だ。
また、同省は中国などがレーダーで捕捉しにくいステルス性能を持つ
最新鋭戦闘機の開発を進めていることを受け、
ステルス機を早期に探知する新たな警戒管制レーダーの開発に着手する。
概算要求に関連経費約196億円を計上する方針で、24年度から運用を始めたい考えだ。
2017年08月18日 10時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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安全保障・国土防衛、なんとも面倒くさい・・難しい局面に来たって感じる。
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