《時節・_・襍感⇔“里山も春爛漫に(1)!!”》
春先、野の草原にカタクリを眺めた。そんな場所に今、可憐な白き花が咲き始めた。
ワダソウ(和田草);
茎は、直立して枝を分けず、上部の葉は大きく卵形で4枚輪生状に付く。
下部の葉は、小さく長楕円形。茎高は、15cm前後。落葉樹林の下、草原に見られる。
花は、上向き、白色で1-5個頂生しやや長い花柄があり、花弁の先がややへこむ。
葯は、赤褐色。我が国の固有種で中部地方以北と九州北部に偏在している。
ワダソウの名前は、長野県の和田峠で見つかった事に由来する。
神奈川県内では、最も危険度の高い絶滅危惧種であり自生地は少ない。
そんな中、泉の森では茎が増えているのは嬉しい事だ。
「泉の森2019/04/10」