《植物風物詩(1)・_・冬⇔「霜柱」!!”》
シモバシラ(霜柱);
和名は、冬時期に枯草の茎に霜がつき、霜の柱が出来ることに由来する。
花は、秋口に付く。花冠の淡紅色品種をウスベニシモバシラという。
* * *
一昨日、泉の森民家園・旧小川家前花壇のシモバシラが漸く氷結した由。
シモバシラの茎自体は、冬になると茎は枯れてしまう。
と云うものの根は、活動しており茎道管に水が吸い上げられる。
その茎の根本が、外気が氷点下になると氷結し霜柱の様に見える。
だが、花姿自体も霜柱に見える、といえようか。
東京都下高尾山のシモバシラは、植物愛好家には知れたる所。
アイスキャンデーの様なもの。蝶の羽やバラの花のような形もみえる。
昨今は、気温が余り低くならないので小さめである由。
枯れた茎の周りに氷柱が見える様は、かき氷の様でもある。
「2020/02/07 泉の森・民家園」