《 “ハキダメギク”花暦・_・草(2)》
ハキダメギク(掃溜菊);
明治時代に日本に渡来した北アメリカ原産の帰化植物。
空き地道端、庭等に生え、外来侵入植物に指定されている。
牧野富太郎博士が世田谷の掃き溜めで発見した故の命名。
茎や葉がけっこう毛深く、総苞片には腺毛がある。
根元近くから二又に分枝、葉は対生、卵形、有柄、縁に鋸歯ある。
類似同属の「コゴメギク」は、花弁が小さく、全体に毛が少ない。
頭花は、5mm程度で目立たないが、3つに割れた独特の白い舌状花。
繁殖力が強く、群生する。人間にとっては、少々困った植物でもある。
春先から咲く花だが、最近は今、冬にも咲いている。気温変動故か。
「2020/02/19大和市西鶴間」