名前は単純明快。花は下から順に咲いていき最盛期にはビン洗いのブラシのようになる。
根生葉は長さ3~14㎝の倒卵形、縁には細かい波状鋸歯があり、葉柄には翼がある。
ショウジョウバカマのようなロゼットを形成する。茎葉は線形。
茎の頂部に白いブラシ状(穂状)花序をつけ両性花と雄花とがある。
花には花被片が6枚あり、上の花被片4枚は長さ約1センチの線形で先が少し広がる。
下の花被片2枚と雄蕊6本、雌蕊1本はごく小さいので肉眼ではわかりづらい。
花序は白い線形の花被片が花茎にブラシ状についているように見える。
よい香りがする。花序の下には線形の苞が数枚ある。
「令和参年(皇紀2681年)6月26日、記」