《囈(28)“初めて見た高山植物(1)!?!”❖21-246》

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赤岳稜線近くの長之助草。 赤岳稜線近くの長之助草。
チョウノスケソウ(長之助草) ... チョウノスケソウ(長之助草)     バラ科(Rosaceae)
学名:Dryas octopetala var. asiatica
別名 ミヤマグルマ、ミヤマチングルマ
赤岳稜線から見える清里高原??... 赤岳稜線から見える清里高原?? 隔世の感がある。






《南八ヶ岳・赤岳周辺の花!?!》
チョウノスケソウ(長之助草);
高山の砂礫地や岩場に生える落葉小低木で6月下旬から7月に花を見せる。
根は岩の隙間に入り、枝は地をはいよく分枝してマット状に広がる。
新葉が展開しても枯れた古い葉が落ちずに残っている。
葉は、互生し革質で長楕円形で1~2.5cm、鋸歯の先も葉身の先も円い。
表面は深緑色で6-8対の側脈に沿ってへこみ、縁が裏面にやや巻き込む。
あたかもぴかぴかの小判のように見え、花のない時期でも葉を見ればそれと分かる。
裏面に綿毛が密生して純白。葉柄は長さ1-2.5cmで短い軟毛がある。
枝先に直径2~3cmの白色~黄白色の花が1個つく。花柄は長さ3~10cmで直立する。
花弁は長さ1~1.5cm、幅5-7mmの楕円形でふつう8枚、中には7枚または9枚もある。
雄蕊と雌蕊は長さ5~6mmで多数ある。萼は短い軟毛が生え萼片は花弁と同数で披針形。
花名は、ロシアの植物学者カール・ヨハン・マクシモビッチが日本の植物を調べる為、
岩手県紫波町出身の須川長之助に採集を依頼し、未見植物の一つに彼の名を冠した。
チングルマの花弁を増やした姿に映る、それ故、高山帯に見えるミヤマチングルマともいう。
※      ※      ※      ※      ※
高校1年の夏、林間学校??で八ヶ岳山麓の清里に滞在したおり赤岳登山をした。
引率主任の先生は、物理学校(現東京理科大で山岳部のキャプテンを務めた山男だった。
その先生に高山植物を教えて頂いた。更には、卒業するまで色々とご指導頂けた。
八ヶ岳は、高山植物の宝庫。出かける前に両親から資料等、色々教わり出掛けた。
「令和参年(皇紀2681年)9月2日、記」


  



#植物

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