ツリガネニンジン(釣り鐘人参);
春の若芽は「ととき」と呼び山菜として食される。普通は秋に開花するが、春にも咲く。
茎は白毛が生え、0.4〜1mになるが、ほとんど分枝しない。切ると乳液が出る。
茎葉は、3~4枚が輪生、まれに対生または互生。葉の形は、卵状楕円形~披針形。
葉の縁に粗い鋸歯があり、短い柄がある。葉の幅は、変化が多く一定しない。
根生葉は長柄があり、ほぼ円形、基部は心形、普通、花期にはない。
茎頂に円錐形の花序をだし、1個〜数個の花が輪生してやや下向きにつく。
鐘形の花冠は淡紫色または白色で、長さ1.5〜2cm、で先は5裂してやや広がる。
花柱は花冠よりやや突き出し先が浅く3裂、萼裂片は線形で縁に1〜4個の小さな鋸歯がある。
花冠は変化が多い。やや膨らんだ鐘形が多いが、稀に膨らまないものもある。先は、5裂。
花柱は花冠から普通、長く突き出る。ただし、花柱が短いものもある。
萼裂片は線形、縁にまばらに小さな鋸歯がある。
白花品はシロバナツリガネニンジン form. albiflora という。
ハクサンシャジン var. hakusanensis は北海道、本州(中部地方以北)に分布する、高山型。
* * * * *
何処にでも見られ、而して見栄えもある比較的馴染みある花だが、微妙な変異を見せる花でもある。
時節に適した???って思う花。政治の世界でも地味だが良き方向に向かうのでは!!
僕は、初の女性総理に期待したが、次期政権に期待したいと密かに願っている爺である。
令和参年(皇紀2681年)10月05日、記」