二月の綺麗な伊豆大島を眺めることが出来、ラッキーだった。
大島の三原山に冠雪が・・・中々出会えない光景と宿の人に聞いた。
気分よく宿を後にして紫陽花の自生地、伊豆大川に寄ったのだが??
路が狭く、車での探索は無理と判断。桜探訪に伊豆高原に向かった。
今年は、桜の開花が遅い、伊豆高原の“さくらの里”も素通りした。
伊豆高原の伊東寄りに小室山があり、椿が咲いてるか?と向かった。
そんな小室山の椿も開花は未だ。樹木の開花は、気温に左右されるのか。
単に気温の変化では無いような気がする。気温の一定・安定度が重要。
毎日の高低の激しさより、気温の安定が何日続くか、が重要なのだろう。
今年の桜開花は、2週間ほど遅く開花したと感じている。
久し振りの小室山、駐車場の場所を忘れており迷ってしまった??
椿園脇の駐車場に車を停め、ちらほら、と少し咲く椿もおつなものだった。
せっかくだからと山頂へのリフト乗り場まで歩いた。前に来た時は???
自然公園的な所を歩いていると、幸運にも“伊東小室桜”の花に出会えた。
今回は、植物掲載がメイン・・・花のみをアップ!?!
イトウコムロザクラ(伊東小室桜)は、1988年に伊東市小室山で発見された桜。
寒緋桜(カンヒザクラ)と大島桜(オオシマザクラ)の交雑種と紹介されている。
花は径4㎝ほどの淡紅紫色。花弁5枚、花の形は一重咲きで中輪。
特徴的にカンヒザクラの形質が見て取れる。
開花初めの頃、イトウコムロザクラは、カワヅザクラに比べやや色が薄い。
花弁がとても大きいのが特徴。発見者は、萩原直義氏。
今回の桜行脚で得た最大の収穫は、この伊東小室桜に出会えたことだった。
つばきを見たくて訪れた小室山だが、桜の野生種が確認された場所。
野生種を思うと色々と浮かぶ、河津桜にして然り。椿に関してもだ。
椿といえば、伊豆大島。椿油にしても伊豆大島が第一に出てくる。
だが、椿油の良質な生産地である“利島”は余り知られていない。
それでも地道に利島産椿油が、伊東市内で販売されている。
南伊豆で桜並木が注目されている。同様に利島を宣伝できないか??
いろんなことを思えた桜行脚だったが、最後、帰宅についた路が最悪。
伊東辺りで昼食をッて思ったが、休日等で道すがらで探そうと・・・。
ところが135号線で大渋滞に巻き込まれ、昼食無し、疲れて帰宅した。
「令和肆年(皇紀2682年)3月19日、記」