ミヤマオダマキ(深山苧環);
夏に根生葉の間から細長い花茎を出し、
青紫色の5弁の花を茎のさきに1~2個つける。
高さは10~20センチ位いで、根にあたる茎は太く短い。
根ぎわにでる葉は茎につくはより大きく長い。
夏のころ茎をのばし花をつける。
花をつける茎は葉より長くそのさきは下むきにまがっている。
高山に生えているオダマキの意味でミヤマオダマキ。
咲き始めに白い雄しべが花粉を出し、
他の花の雌しべ柱頭(先が5つに分かれた)が受粉する。
高嶺の花と呼ぶにふさわしい姿である。
高山の礫地や草地に自生している。
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今日は、“山の日”という祝日。何故??の休日・・^^)。
海の日があるからか。登山は、好き。若い頃に没頭していた。
初めての縦走山行は、後立山連峰の白馬岳から唐松岳を歩いた高3の夏。
今は、白馬駅の名称だが、昔は信濃四谷という駅名だった。いつ変更した??
白馬の麓で初めて拝した高山植物が、ミヤマオダマキだった。
丹沢の沢登りに始まり本格的な登攀、そして西欧アルプス・・ヒマラヤへ。
10代~、登攀事故で身体を痛め登山・登攀を諦める。ほろ苦い思い出。
登り、直接観た者でしか分からない感覚。高山植物を見に行きたくもある。
「令和肆年(皇紀2682年)8月11日、記」