ミドルネーム「餅」、悲惨な嵐の中捨てられたガリガリの雨ちゃんが、ふっくら膨らんできました。 同時に運動もしっかりさせたいのですが、ラスベガスは毎日摂氏40度近くなり、アスファルトも裸足の犬が歩けば火傷する熱さ。 そこで早起きが苦手な私が朝5時から起きて、冷えたアスファルトの上を雨と歩いています! おかげで私も元気になってきたかな。亡くなったバクも、横をちょこちょこついて来ている気がします。
ここで https://jp.bloguru.com/RuCommunications/448241/2022-08-15 最初の写真を見ていただくとその変化がよく分かると思うのですが、いつの間にか雨ちゃん(フォスター中の犬)が迫力ルッキングになっていました笑 これまで小型犬しか飼ったことがなかったので、犬がどんな行動を取ろうとあまり気にしてませんでしたが、中型犬の雨ちゃんが暴れたり引っ張ったりすると大変です。 一番大変だったのは最初の週。家の中を走り回って、呼んでも来ない来ない! →しかし今では95%は大至急戻って来るようになりました。 また、最初の週はドアも我先に出ようとして網戸を外す勢いでした。犬が人間より先に出口/入口をくぐるのは絶対だめ。自分がリーダーだと勘違いし、制御不能になります。 →今は私が先に出て、「OK」というまで座って待てるようになりました涙 最初は餌を運ぶとボウルに飛びついて来たのですが、今では目の前にボウルを置いても、よだれをたらしながら「OK」の合図を待ちます。 あとは散歩中の引っ張り…。これも自分をリーダーと勘違いさせてしまうので至急直す必要があります。リーシュが垂れた状態で横を歩かせ、飼い主が進む方向について来させるのが理想です。 しかしこれが難しい。どうも雨はまだ子供で好奇心が旺盛なのか、散歩に連れて行ってもらったことがないのか、色々なことに気を取られてあっちこっちにぐいぐい引っ張ります。 まあ、最初の2週間は米俵30俵積んだ荷車でも引かせようかと思うほどの引っ張りようだったので、それからは進化していますが、まだまだです。 「引っ張ると逆方向に歩きなさい」というトレーナーさんの指導に従うと、家の前の道路を行ったり来たりしてばかりになります。少し進んでも他の家の前をくるくる回っているので不審者状態です。 私も雨も、もう少し修業が必要です。
「アメちゃん」の漢字は「雨」です。シェルターから「名前つけてください」と言われたので、「雨」と名付けました。 なぜなら『地獄の餌箱:なぜか巨大植物が生えた…』 https://jp.bloguru.com/RuCommunications/447616/2022-08-08 で書いた通り、ちょっと前のラスベガスには毎日数時間だけとんでもない嵐が来ていまして(日本の地震警報のように不気味な洪水警報が毎日、携帯から鳴り響く)、雨ちゃんはそんな期間に、道端に捨てられたのでした(血便も出るはずだ)。 過酷な雨嵐を生き延びたワンコだから、これからも強く生きるように「雨」。 それにしても痩せています(写真)。あばら骨は触ると洗濯板のようですし、首も肩もお尻も骨が突き出ています。 そこでミドルネームは「餅」。早くお餅のようにふっくら膨らんでくれたら…と願っています。
以前、取材したドッグトレーナーさんが「結局は飼い主自身がドッグトレーナーにならなければならない」と言っていたこと思い出しました。 なぜなら犬が好ましくない行動をするのは、すなわち飼い主の好ましくない行動によるものだからです。アメちゃんを道端に置き去りにしたオーナーも良い行動がとれず、アメちゃんを手に負えない犬と思ってしまったのかもしれませんね。 だから私は次のオーナーがアメちゃんを「嫌な犬だな」と思わないよう、厳しく躾けることに決めました。といっても犬には決して声を荒げたり叱ったりしてはいけないんだそうです。 好ましくない行動をした時は、命に危険が及ばない限りは無視。ただし良いことをしたら‟その瞬間に”おやつをあげて褒めちぎる。 しかしこの「声を荒げない」というのが難しくて汗。 ちょっと目を離すとテーブルの上のグラスを倒してこぼれたジュースをぺろぺろ。グラスが転がって床に落ちて割れる瞬間に、「アメーーーー!!!!」「のおおおおお!!」。 するとすかさず夫がやって来ます。「あれえ?声を荒げないんじゃなかったの笑」。 しまいには言うことを聞かないアレクサに声を荒げたら、また夫から「あれえ、また声を荒げている人が居るぞ~」。 でもこれは夫とのコミュニケーションにも役立っています。夫が何か好ましくないことを言っても、私は今、静かになるだけです。夫がひるんで自分から打開策を出してくるので、そこで即座に「わあ、いいアイデアだね!ありがとう、私のことを考えてくれて」と褒めちぎります。 今のところ、アメちゃんよりも夫の方がよく言うことを聞くようになっています。
泣いてばかりいてもね…。 「新しい犬を飼ったら?」と慰められて、「私は犬好きを自認していたけれど、欲しい犬はバク君だけなんだと」と気付いたり。 もし飼ったらすぐに癒やされることは分かっているけれど、大好きになってまたお別れでこの苦しみを味わうのかと思い、「もう飼えないんだ」と気付いたり。 それでいて、犬のいない暮らしは寂し過ぎると感じたり。 色々な思いが交錯して、ついに、それならこの無駄に寂しい人間を、同じように寂しい思いをしているワンコにフォスターとして捧げようという結論に至りました。もちろん、助けられるのは、むしろ「私」…。 シェルターに連れて来られて、恐怖におびえているワンコはたくさんいるそうです。市のシェルターに申し込んだら、早速「アメちゃん」が我が家に一時避難することになりました。 足を見たら血だらけ。数日前にシェルターに入り、おびえ切って血が出るまで一晩中ドアを掻き続けていたんだそうです。怖くて部屋から出たかったのでしょう。「この子はすぐにでもフォスターが必要でした」とスタッフさんは言いました。 経緯を聞くと、「多分、車に乗せられて、どこかで道端に捨てられたのかと」。この小さなラスベガス市では、探している人がいればまずこのメイン公営シェルターに問い合わせが来る、もしくは住民用の探し犬サイトで容易に「探しています!」というポストが見られます。でもこの子を探している人はどこにもいないそうです。 我が家に来て3日目ですが、毎晩スヤスヤ寝ています。問題はすさまじい下痢。かぼちゃのスープ(整腸効果あり)をあげたり、半日胃を休めたり、いろいろやっていますが3日間治りません。しかも血便。かぼちゃのスープをあげたら血はなくなりましたが、完全に水です。 今日治らなかったら明日、シェルター併設の動物病院に連れていく予定です。 私も走り回って(室内にも下痢するもんで^^!)血尿が出そうなほど疲れています笑 でも大丈夫。もう少しでアメちゃんも私もくつろげるようになるはずです。
『鳥のために大出費』https://jp.bloguru.com/RuCommunications/441771/2022-06-06 に始まった、小鳥との素朴な‟癒やしの時間”が鳩との壮絶バトルに変わった次第は書き記しましたが、その後、意外な展開がありました。 ーーその展開の前に、まずラスベガスの天候について書いておきましょう。先々週の1週間は毎日数時間、ひどい嵐が来ました。その激しさと言ったら、打ち付ける雨で家が揺れ、5分ごとに雷が落ち、近所中のポリバケツ(タイヤ付き)が一斉にゴロゴロお出掛けするほどの暴風が吹き荒れるレベル。大きなトランポリンがいくつも空を飛んでいました。全く砂漠に生まれたこの街は、暴れる野獣を背負い投げして無理やり飼い慣らしたような環境なのです。 しかし、大地をひっくり返すような嵐ではあるものの、過ぎ去った後は街中の緑が色濃く生気をみなぎらせます。 もちろん我が家の庭もーー「あれ?ちょっと待って」。一昨日ふと、餌箱の下の花壇が妙に混み合っていることに気付きました。約50センチの高さの、見たこともない巨大植物が生えています。「こんなのあったっけ!?」。 もしやこれはーーああ!トウモロコシ! 小鳥にあげていた市販の餌の中に確かに、乾燥したトウモロコシが入っていました。あれが地面に落ち、嵐の恵みを受け、急成長したようなのです(しかも4本も)。 夫は収穫したら額縁に入れて飾ると言っています。…なぜ? せっかくなので、本当に実がなるか、楽しみに待ちましょう。
日本は連日コロナ感染者数が史上最多を記録しているそうで。今朝のニュースでは、各病院が申請書を何時間もかかって手書き&ファックスし、それを保健所のスタッフが一つ一つデータベースに打ち込んでいるため、業務がパンク状態なのだと報じていました。 最初の病院でパソコンに打ち込んでもらえたら、次の保健所はきっとかなり楽になるでしょうね涙。でも日本は色々なシステムが「最もできない人」を考慮して作られている感じなので、オンライン化は難しいのかもしれません。 それで思い出したのが、私の米国永住権の延長申請です。10年に1回だけ延長申請しなければならないのですが、ちょうど7月に期限が切れるので、念の為3ヶ月前の4月に延長を申請しました。 まず、開いた移民局のウェブサイトには電話番号は載っていません。電話がかかってくるとうるさいので、あえて載せないのでしょう。そして申請方法はオンラインの一択でした(実際の窓口は完全クローズ。もしかしたら郵送もあったのかな?でも申請書をダウンロードして印刷して手書きで郵便局に行って、、、とかは逆にスキルが要りそう)。 どうにか記入を終えて、最後の「写真」「指紋などの本人確認確認」のステップではなんと「10年前のを流用するので不要」。ありがたいけど20年間同じ写真でいいのでしょうか笑 また、私が本人だとあっさり信じてくれてありがとう、、、。これもまた、郵送であれこれ送られたらうるさいので、思い切って省略したのでしょう。 そして「延長申請」の最後のボタンをクリックすると、申請プロセスにかかる時間がパーンと出てきました。 え?見間違い?ーーーまさかの「1年2ヶ月」、、、、。 ここまで簡略化しておきながら1年2ヶ月もかかるとは、、、それまでアメリカを出られない?もし日本の老母に何かあったら?3ヶ月前に申請したのに何てこった、と思わずパニック&絶望感。 でも「苦情が来ないように、わざと超異常なタイムフレームを伝えるのかな?」と前向きに捉えることにしました(ぶるぶる)。 するとなんと!翌月にはあっさり紙の「仮の証明書」が郵送されてきました。これがあれば海外にも行けるんだそうです涙 なんだあ、「1年2ヶ月」はやっぱり前振りだったんだあ。この紙は1年で失効するのですが、まあそれまでに実物のカードも届くでしょう。 ーーーと思っていたら、やっぱり侮れない! 先日、同じく永住権持ちのクライアントさんと話をしていたら、ちょうど「昨年、延長申請したんですよ」。そして同じように紙の「仮の証明書」が届いて安心していたら、その紙の失効(1年)が来月に迫った今も本物のカードが届かないのだと、、、「失効後、私はどうすればいいんでしょう涙」。 あそこまで簡素化されていても、この始末。日本だったら暴動モノなんじゃないでしょうか、、、。
仕事仲間の方々にはまるで何事もないようにメールを送っていますが、実は私、コロナ感染療養中です涙 しかしメールだと私のウイルスが届かないので安心ですね! 【ことの顛末】 不眠症→ジムでコテンパンに疲れろと助言される→ジムに入る→先週数回通う→速攻でコロナにかかる 助言してくれた皆は、コロナの最中もずーっとジムに通い続けていた方々、、、ところが私がわずか数回通って感染。さすがの私(TT)。 もしかしたらワクチン4回目を打って10日後ぐらいだったので、逆に免疫力が下がっていたのかもしれません。 症状といえば、きつかったのは最初の3〜4日だけ。とはいえごく普通の風邪、いや風邪以下の症状でした(この軽さはワクチンのおかげか?)。そのため4日目の夜から普通に仕事に戻りました(隔離室で)。 なにやらワクチン+感染の組み合わせが「最も強い免疫力」を作るそうで。この隔離期間が終わりましたら、いよいよ心も体も不死鳥のように蘇り、もうやけくそのように暴れまくる予定です!
これまでも何度も書いたのですが、どうも私はスピリチュアルな話が苦手でして。何を聞いても「気のせいじゃないの?」「ただの偶然よ」としか思えないのです。 というようなことも、別段何も考えていなかった一昨日、古くからの友達Mさんから久しぶりにメッセージが届きました。「元気?ネットフリックスのドキュメンタリー、Surviving Deathを見てみて。死んだ人が生きている人を見守っているという話。そして見終わったら感想を聞かせて」。 スピリチュアル系は苦手なのですが、珍しく感想まで求められたこともあり、また、もしかしたら死んだ愛犬バク君のことを受け入れられるきっかけがあるかもと思い、とにかく見てみることにしました。 すると内容は私が好きな感じのものでした。簡単に言うと、臨死状態に陥った人々がした不思議な体験についての、医師による科学的な検証です。医師が不思議がるのは、臨死という体の臓器の機能が止まった状態では脳の活動も停止するため、その体験の記憶は一体、どこで感じていたのか?ということです。脳の活動を表す脳波がゼロ(いわゆる死んだ状態)の中では、何か想像することは不可能だからです。 医師らは「脳が死んだ後も、どこかで意識は続いていくのでは」と推測します。 とすると、次の疑問は「その意識はどこに存在するのか」ということです。どこかに死んだ人の意識があるなら、もしかしたら話したり会ったりはできないものか。 そこで次のエピソードでは、アメリカ屈指の霊媒師らを「試す」試みが始まります。霊媒師との面会の前に、これから会いたい故人(ここでは父)に心の中であるお願いをしておくのです。例えば「お父さん、もし本当に来てくれるなら、今日、僕の髪のことを話してください」(ちなみに薄毛とかではない、髪に何の話題性もない方でした)。これなら霊媒師が予めネットで調べることはできません。はたしてその面会では、霊媒師が唐突に「お父さんがあなたの髪のことを話したがっている」と口にしました。番組の中では偽物と認定?された霊媒師も登場しましたが、このアメリカの霊媒師の話は全てが具体的でした。 その霊媒師、また他の霊媒師も口を揃えて「死者はあなたにサインを送る」と言います。例えば上の動画はその例ですが、家の電気が尋常でない様子でついたり消えたりしています。 たまたま電気系統が壊れたのかもしれませんが、私はそれを見て、「あーー!」と思いました。実はバク君が亡くなって数ヶ月間の間、私はこれに悩まされていたのです。 例えば暗闇の中で寝ようと努力していたら、急に辺りが眩しくなって、目を覚ますと隣の部屋に続くドアが開いていて(1時間前に確かに閉めた)、隣の部屋に光が燦々とついて真っ暗な寝室を照らしていたり。でもこれだけじゃ、たまたまかもしれません。 一人で夜中に2階でテレビを見ていると、テレビの裏の青い照明がパチっとついて、「これはまた来るぞ」と思ったら、家中の全ての電気がどんどんついていったこともあります。1階の玄関から居間から廊下から階段から、とにかく全てです。翌日夫に電気系統を調べてもらいましたが、何の異常もなしでした。でも今思えば、夫がすやすや寝ていた部屋だけつきませんでした。配慮? またある時は、居間でバクのことを思いつめて、もう生きる意味はないかな、、、なんて思っていると、体の1メートルほど横で大爆発音。体が飛び上がるほどの音量で「ぎゃ!」。心臓もドキドキして「何を考えていたんだ」と我に返りました。 結果、私は医師に相談し、精神科のアポを入れました。頭がおかしくなったと思ったのです。でもある日、不意に「もう今日から電気はつかないし、音も鳴らないんだ」と頭に思い浮かび、本当にその日から私を悩ませていた現象はおさまりました。 でもこの番組の、この添付の場面を見て、「あーーー!」と思いました。もしかしたらあれはバク君が必死に送っていたサインだったのかも、、、。 もしあの数ヶ月間に私の周りで起こり続けた不思議な現象が、バク君からのサインだったとしたら、犬にしては頑張ってくれたと思います。スピリチュアル系が苦手な私ですが、家中のライトがどんどんついていくあの不思議な感覚を思い出すと、いつもの私の思考ではぴったりの答えが見つかりません。もちろん、数ヶ月間家のさまざまな電気系統がおかしくなっていた(電気、爆発音他、あらゆる異常な音を含め)、私がおかしくなっていた、という可能性もありますが。 でも今は、確かにバク君はどこかにいるんだと、確かにそう思えるようになりました。するとさまざまな不安もすーっと消えていきました。突然この番組をお勧めしてくれたMさんにも、ありがとうと言いたいです。 これを読んでいるあなたの、亡くなった大切なあの人も、どこかにいます。
もともと遺伝的に不眠症気味の私ですが、近年はほぼ克服していました――それがバク君を亡くした後から再び、眠れなくなってしまいました。 ぐっすり記憶をなくして眠っているのは、1週間に4時間ぐらいですかね…あとは「早く寝たい、明日があるのに」と焦りながら朝まで寝返りを打ち続けています。 そこで毎朝、太陽の下を散歩をすることにしました。午前中に太陽をたっぷり浴びると良いと言われ…でもバク君(4カ月前に亡くなった愛犬)なしで歩くなんて…寂しいですね。向こうから犬連れが来たら、犬同士がワンワン言い合って大変なので、反射的に道路を渡って、「あ、バクいないのに」なんて気付いて、涙が流れます。 それにしても、朝とはいえ、気温は40度前後です。さすがに気温が45℃近くになる11時ぐらいにもなると、人っ子一人いなくなります。私も不眠症の非常事態でなければ、外なんて歩きたくありません…。ところが先日、この信じられないほどの熱風の中をワシワシ元気良く前から走ってくる男性がいました。「物好きもいるもんだな」と思ったら――夫でした…。きゃつは11歳も年上なのに、私の11倍ぐらい元気です。 さて、半月歩いてもまだ不眠症改善の兆しは現れていませんが、今朝、ジムにサインアップしました。皆が「こてんぱんに疲れろ」と言うので、疲れてみようと思います。不眠症のせいで幽霊的なオーラをまとっている私ですが、生活は妙にアクティブです。