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猫の揺りかご Blog

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黒真珠の成れの果て

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タカマ二次小説「廻り舞台と紡ぎ歌」。

いやぁ、かれこれ5年以上前からあたためていた、
颯太と那智の再会シーンをようやく公開できました。

設定諸々が今のような形になる前から数えると、
10年近くなるんちゃうかな。

ふたりが再会=ハッピー♪万事解決!!
……とはいかないのがこの物語。

ここから先、様々な思惑が
絡み合うことになります。

逢魔が時は黄昏時だけど。

これから暗くなるからこそ、
異界の者が入り込んでくる時間帯なんだろうけど。

颯太くんの場合は、
夜は月の光に守られているイメージです。

一方で、橋姫さまの守護星は、
明けの明星といったところでしょうか。

さてさて、朝を迎えた御影家では、
いったい何が起きるのか。

いよいよ物語も佳境に入ってきました。
どうか引き続き、よろしくお願いします!!





#動画探索 #夢幻伝説タカマガハラ #小説執筆

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誰そ彼、彼は誰

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黄昏時の反対って何だ?って思って調べたら、
「かわたれ時」だった。

ん……?
「かわたれ時」って、

「君の名は。」で言うところの
「片割れ時」だよね?

あれって夕方じゃなかったっけか?
明け方だったんだっけ?

ん?
明け方だったかも????

夜に彗星が来るんだから、その後の朝か。
うん、きっとそうだ。

……そうなのか?

彗星来た後にふたりが出会ったら、
間に合わなくね???

ということで、改めて調べて理解した。
新海監督!!紛らわしいことすなやっ!!!

「かたわれどき」の意味とは?「かわたれ時」との違いや類語も解説
https://biz.trans-suite.jp/27616

みなさ~ん!!
タカマ二次小説「廻り舞台と紡ぎ歌」の中で、

近々「かわたれ時」が出てくる予定ですが、

「片割れ時」=「黄昏時」とは
正反対の意味になりますので、ご注意を~。





#動画探索 #夢幻伝説タカマガハラ #小説執筆

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視点のお話

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タカマ二次小説「廻り舞台と紡ぎ歌」で、
那智たち一行が颯太のもとを訪ねるシーン。

彼らが初めて御影家の屋敷を訪れるシーンを、
誰視点で書けばいいのか迷ってる……。

昔書き溜めてた草案だと、
視点をろくに意識せずに書いていて、
なんだか奇妙なことになっているし。

那智視点で書こうかと思ったけど、
そうなると、御影家の面々の名前を出せないし。

でも、名前を出さないとややこしいことになりそうだから、
ここは完全なる三人称、「神視点」とやらで書けばいいのか?

今まで散々、特定のキャラに視点軸を
固定するようにして書いてたのに、

いきなり神視点?

あ、冷静に周りを見渡せるということで行けば、
圭麻視点が良いのかな。

それでもやっぱり御影家の面々については、
彼らが名乗るまで出せないけど、

でも、圭麻目線であれば、
特徴を的確に描き出すことはできるかもしれない。

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金糸雀(カナリア)と黒揚羽

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オリキャラの失恋を許せる、許せない問題その2。

あとは、そのキャラの役割も関係しているかも。

ボツ作品に登場予定だった転校生の場合、
失恋させるためだけに登場させる感じがして、
なんだか可愛そうに思えてしまって。

対して揚羽さんには、
颯太を介抱するという大事な役目があるので。

アジルの村のシーンにおけるストーリーテラー、というと言いすぎだけど、
世界観を読者に伝える役割もあるので、

そういう意味でも外せないんだよな。

そして、そんな彼女が颯太に惹かれていくのは、
物語の構成上、必然と言いますか。

そうじゃないと成り立たない部分があると言いますか。

だから、問題はないのかなぁと。



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はぐれたツバメの百恋歌

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オリキャラの失恋を許せる、許せない問題。
たぶん、どちらに焦点を当てるかの違いなんだろうな。

誰が誰に対して嫉妬するのか。
誰の心情に焦点を当てるのか。

焦点を当てられるわけでもなければ、
ヒロインに勝てるわけでもない。

それどころか、実は全く勝ち目がないのに、
ヒロインからは嫉妬と羨望の眼差しを向けられ、

己の恋は玉砕する。

ヒロインの壁にはなりえないのに、
無理やり壁にされて、最後はあっけなく砕け散る。

そんなオリキャラの扱いが嫌だったんだろうな。

対して揚羽さんは、壁になりたくてもなれないから。

ヒロインから、多少の嫉妬は向けられても、
そこまで大きなものではないから。

それどころか、感謝の気持ちさえ向けられてしまうから。

だから余計に、やるせない。
そしてだからこそ、書きたくなる。




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片恋煩い

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そういえば昔。
あれはまだ、揚羽さんの名前が小夜だった頃かなぁ。

颯太を介抱してくれた彼女に、
那智がお礼を言うんだけど、

彼女は「あなたにお礼を言われる筋合いはありません」と
頑なにはねのける、というのを妄想してた。

多少の嫉妬はありつつも、
純粋にお礼を述べる那智に、

「あなたのためにやったわけではありません」と
はねつける彼女、というシーンを考えてた。

揚羽さんの場合だとどうなるかなぁ。
そこまではっきりとはねつけることはしないかもなぁ。

だけど、「別に、あなたのためじゃないわ……」って呟くくらいは、
するかもしれない(笑)

那智 対 揚羽 という観点で行くと、

何だかんだで純粋な那智と、
そんな那智に醜い感情を抱いてしまう揚羽、

という対比がおもしろそうだな、と。

一方の那智は、別の「ある人物」に、複雑な感情を抱くのです。
それが誰なのかは……、お楽しみです。





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揚羽色の恋

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ボツ作品に出てくるはずだったオリキャラ、
タカマ那智によく似た転校生には
失恋させたくないくせに、

廻り舞台のオリキャラ、
揚羽さんを失恋させるのには躊躇がない私です(笑)

失恋させるのに躊躇がない、というよりは、
叶わない恋をさせるのに躊躇がない、と言った方がいいかもしれない。

揚羽さんの場合は、
叶わない恋に身もだえる様を描きたいのですよ。

切ない想いに身を焦がす様を描きたいのです。

いけないことだと知っていながらも、
颯太に惹かれ、那智に嫉妬する。

そんな彼女を描きたい。
そんな彼女の人間らしさを描きたい。

颯太が自分に向ける「優しさ」が、

特別な相手に向けられる
恋情や愛情といった類のものとは
違うことに気づきながらも、

その事実から目を背けようとする、
そんな彼女を描きたい。

颯太の心を独り占めしたいのにできない、
現実から目を背けたいのに背けられない、

そんな彼女を描きたい。

だから、彼女が那智と対等に張り合えるかどうかはもはや、
どうでもいいというか(笑)

むしろ、対等に張り合えないからこそ、
彼女の人間味が滲み出てくるというか。

那智が颯太に寄り添う揚羽さんを見たら、
たぶん嫉妬するとは思うんだけど、

でも、それ以上に、那智は橋姫さまに
翻弄されるのかなぁと。

ふたりの嫉妬をうまく食い物にするのが
橋姫さまかなぁと。

揚羽はいわば、
そのための「道具」のひとつでしかなくて、

どう考えたって勝ち目がなくて、
噛ませ犬でしかなくて。

だけど、間違いなく、
もうひとりのヒロインなのです。



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廻り舞台と澪標(みおつくし)

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前の記事で、

タカマ二次小説「廻り舞台と紡ぎ歌」の
初期設定に触れましたが。

さらに言えば、作品のタイトルも違ったんだ。
初期のタイトルは、ずばり、「澪標」。

そう、澪標シリーズの「澪標」は
ここから来ているのです。

当初は、颯太がなぜ橋姫に取り憑かれてしまうのか、
という要因について、

深く考えていなくて。

なんかよう知らんけど、
旅の道中に取り憑かれて記憶喪失になって、

都(リューシャ―)に帰れずに、
小夜さんのお世話になって、そうこうするうちに、

颯太を心配して探しにやって来た那智たち一行と
再会するんだけども……という話だった。

あと、それとは全く別の作品として、

中ツ国の颯太と那智のクラスに、
歌のうまい転校生がやってきて、

転校初日にクラス全員の前で
美しいソプラノを披露して、

颯太が彼女に高天原の那智を重ねて見てしまって、
那智が嫉妬して……という話も考えてた。

考えてたんだけど、
でも、何だかんだでこの転校生、

那智に勝てない気がして。

那智が嫉妬する相手としては、
なんだか力不足な気がして。

せっかく登場させるオリキャラが、
無残にも敗れてしまう様が、

なんだか痛ましく思えて。

それも、那智と対局のキャラではなくて、
あくまでもタカマ那智を思わせるような、

金髪で美声の美少女だったから、

それだったら絶対、
颯太は那智を選ぶよね、と思って。

疑う余地もないじゃん?みたいな。

名前も、多少ひねってはあるけど、
でも結局は「和泉那智」から連想してつけた名前だから、

そりゃ、ニセモノとホンモノじゃあ、
ホンモノを選ぶじゃん?みたいな。

コピーと原本だったら、
原本だよね?みたいな。

いまいち、那智のライバルになりきれてない感じがあって。

だったらいっそ、オリキャラじゃなくて、
那智が「自分自身」に嫉妬する設定にしたらどうだろう?と思って。

中ツ那智の最大のライバルは、タカマ那智。
むしろ、それ以外はあり得ない。

そんな気がしてきて。

さらに思ったのですよ。

タカマ颯太が橋姫に取り憑かれる要因に、
那智が絡んでいたとしたら。

那智の嫉妬の矛先が「自分自身」で、

その結果、タカマ颯太が都(リューシャー)に
帰れなくなったとしたら。

一石二鳥じゃん?
え?私、すごくない?

そんなこんなで生まれたのが、
「それは蛍のように」と「廻り舞台と紡ぎ歌」。

これに物語の発端である「夢で逢えたら」を併せて、
「澪標シリーズ」として展開することにしました。

……構想を練り始めてから、
10年以上の月日が経っているのに、

まだ完結してないよ(笑)

きっとその分、深くて面白い作品になるハズ!
(自らハードル上げたよ、この人……)


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朔の夜に

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前記事に引き続き、「朔」について。

タカマ二次小説「廻り舞台と紡ぎ歌」に
出てくるオリキャラ、

炸也(さくや)さまも、実はもともと、
「朔夜(さくや)さま」にしようと思ってたんだよ。

ってか、この小説、大枠が固まるまで、
いろいろ変遷があって。

最初の設定では、

橋姫に取り憑かれて記憶喪失になった颯太が、
小夜(さよ)という少女の家で過ごすようになる、という話だった。

小夜が暮らす村には、かぐや姫によく似た、
「朔夜さま伝説」があって、

「かぐやの貴公子」ならぬ「朔夜さま」は、
物静かなイケメンで、月ばっかり見上げてて、
やがて月の都に帰ってしまうという、そんな言い伝えで。

橋姫に取り憑かれて記憶喪失になりながらも、
妙に月に惹かれて空を見上げてばかりいる颯太を、

小夜の双子の妹たちが「朔夜さま」と呼ぶようになって、
次第に小夜もそう呼ぶようになって……という設定だった。

そんで、構想を練るうちに、
「月の都」という言葉は、「月にある都」を意味すると同時に、
実在する都の美称でもあることを知って。

だったら、言い伝えが示す「月の都」が
実はリューシャーだった、てのもありかな、と思って。

そうやっていろいろ妄想を広げるうちに、
紆余曲折あって、今のような形になりました。

小夜ちゃん、これまた元ネタは犬夜叉なんだよな(笑)

犬夜叉に出てくる小夜ちゃんよりは、
もっと大人びた少女を想像していたけれど、

それでもやっぱり限界があって、
名前そのものを変えちゃった(笑)

双子の妹は、るろうに剣心に出てくる
あやめちゃんとすずめちゃんをイメージしてたんだけど、
これまた幼すぎて、名前もイメージも人数も変えちゃった(笑)

颯太が記憶喪失だとあまりにも話が進まなすぎるから、
これまた設定を変えて、記憶はあるけど、
半日だけ意識を乗っ取られることにしてみた。

そんで、「朔夜さま」と颯太を切り離して、
さらには「朔」の字を役職を意味する言葉にして、

個人名については「炸也(さくや)」に変えた。
こっちの方が、情熱的な印象を受けるかなぁと思って。

恋多き朔ノ宮、炸也さま。
いいじゃん!?みたいな。

他にももっと、ここでは語りつくせないくらい、
「朔」という言葉には思い入れがあるから、

安直に「朔=半妖が妖力を失う日」として
語られた日にゃあ、あんた……。

それも、一部のファンの早とちり、とかじゃなくて、

犬夜叉の次世代アニメで
公式にそんなことを言われた日にゃあ、あんた……。

「まもって守護月天!」でかぐや姫を演じたルーアン並みに、
およよよよ……となってしまうでないの。


#夢幻伝説タカマガハラ #小説執筆 #雑記

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サタンの星

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セーラームーン世代としましては。
HNにその名を借りている身としましては。

悪魔とか、破滅とか、イコール土星って思っちゃうけど。
でもでも、セイント・テールや神風怪盗ジャンヌの影響で「堕天使」に興味を持ち、

さらに夢幻伝説タカマガハラで神話に興味を持って、
日本神話に限らず、ヘブライ神話とかいろいろ調べちゃった身としましては。

実は実は、ルシファー=堕天使=サタン=金星 なんですよっ!!!
っていうね(笑)

空から堕ちた麗しき悪魔。美しき明けの明星。
それがルシファーさ。

#夢幻伝説タカマガハラ #小説執筆

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