空き地に【オオマツヨイグサ】が咲き誇っていました。
明治時代に北アメリカから観賞用に輸入された植物ですが、すっかり帰化植物としての地位を築いているようです。
アカバナ科マツヨイグサ属に分類され、125種が分類されています。
ヒルガオ科の 「ヨルガオ」 と同様に、日差しが弱くなる夕方頃から開花して、翌朝にはしぼんでしまいます。
開花しているきれいな花姿を撮ろうとしますとストロボ撮影になりますが、逆に花の黄色が飛んでしまい、 <白い花> になってしまいますので諦めました。
「突然変異説」を唱えたオランダの植物学者<ド・フリーズ>は、この「オオマツヨイグサ」を素材として研究したことで有名です。
太宰治が『富嶽百景』(1039年・昭和14年)にて、「富士には月見草がよく似合う」との一節を書いていますが、文中の月見草はこの「オオマツヨイグサ」だと言われています。
マツヨイグサ属、大きく分けて黄花類が「マツヨイグサ」、白花類が「ツキミソウ」、赤花類が「ユウゲショウ」と覚えておけばいいかもしれません。
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Posted at 2012-08-04 17:29
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Posted at 2012-08-05 02:48
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