<すぎもとまさと>が唄う『吾亦紅』という曲がありますが、以外と実物の花を知らないという人が多いのに驚きました。
秋の十五夜のお月見には、「ススキ(薄)」と並んで欠かせない花ですので、馴染みのある花だと思っていました。
バラ科ワレモコウ属の多年草で、日本・中国~シベリア・ヨロッパに分布しています。
十五夜で用いられるよう、本来は秋に茎を伸ばし、その先に穂状の花を咲かせます。
花はラベンダーの花穂に似て、一つ一つが小さくてよく見ないと分かりません。
花穂の先端から色づき、下の方へと順次咲き色づいてゆく、<有限花序>という形態を持ちます。 (写真左上、先端からの色の変化が分かるとおもいます)
一般的には、夏から秋にかけてが開花時期ですが、この写真の【ワレモコウ(吾亦紅)】は、「ピンクタンナ」という園芸品種で、初夏に花を咲かせて終わる品種です。
根は太く成長し、タンニンを多く含みますので、漢方では止血薬として処方されてきました。
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Posted at 2012-08-15 18:52
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Posted at 2012-08-16 05:39
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Posted at 2012-08-17 04:28
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Posted at 2012-08-17 20:39
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