いつも利用しています山陽東須磨駅ですが、改札口横に嵯峨御流の <佐々木房甫> さんが、ボランティアで<生け花>を生けられているコーナーがあります。
一週間程度で模様替えをされているようで、毎回斬新な素材と手法でしばし足が止まります。
私の性格的には<シリーズ化>してアップしたいのですが、なにぶんガラスケースの中に置かれていますので、太陽光線や蛍光灯の明かりが反射して上手く撮影が出来ません。
今回は、佐々木先生が邪道だと謙遜された <組み紐> と同様に感動する姿でしたので、なんとかうまく写せないものかと時間を掛けました。
金沢の兼六園では冬の定番として有名な「雪囲い」がありますが、それを模したように、枯木の先端からワラを掛けられています。
庭の樹木などを雪の重さや冷たさから守るため個々の植栽ごとに木材やワラなどで囲み、雪の重みを他にそらせるのが「雪囲い」、または「雪吊り」・「冬囲い」などと呼ばれている手法です。
小さな水盤から伸びた枯木ですが、ワラを「雪囲い」に見立てて使い、目の前に高さ10メートルもあるような大きな木の存在感を感じさせる見事な演出に、しばし見とれておりました。
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Posted at 2012-11-07 04:46
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Posted at 2012-11-07 23:31
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