ファルコン植物記(1540)金平糖のような蕾【カルミア】
May
26
ツツジ科ハナガサシャクナゲ(カルミア)属の常緑樹で、北アメリカ東部からキューバにかけて約7種類ほどが分布しています。
日本には、東京市長がアメリカに桜を寄贈したお礼として1915(大正4)年に、「ハナミズキ」 と一緒に渡来したのが最初だと言われ、別名として「アメリカシャクナゲ」やインディアンがこの木の根からスプーンを作ったことに因み「スプーンの木」とも呼ばれています。
開化期は5月上旬から6月上旬、花径2センチばかりの浅いお椀型の花姿で、集合して球形のような形をつくり、満開時には木全体を覆うように咲き見事です。
雌しべは1本、雄しべは10本ありますが花弁の窪みの中に納まっており、昆虫などの飛来で刺激を受けると、飛び出してくるという仕組みを持っています。
Posted at 2015-05-26 15:40
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Posted at 2015-05-26 15:42
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