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- ファルコン植物記(1541)薄紅色の花【ユウゲショウ】
玄関前に植木鉢を並べられ、綺麗な花を拝見することができるのですが、その玄関の石段の下と道路の隙間から【ユウゲショウ(夕化粧)】が咲いていました。
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草で、原産地は南米から北米南部、日本には観賞用に明治時代に導入されましたが今では野生化、帰化植物として道端や空き地に咲いています。
開花時期は5月から9月にかけて、茎上部の葉脇から花径1~1.5センチの薄紅色の4弁花を咲かせ、花弁の先端は丸く、また紅色の筋が入り、中心部は黄緑色をしています。
雄しべは8本、雌しべの先端は淡い紅色で4本に分かれています。
和名の由来は午後遅く開花、艶っぽい花色をしていますので名づけられていますが、実際は昼頃から咲き出しています。
別名として「アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)」があり、これは「オシロイバナ(化粧花)」の別名も「ユウゲショウ」と呼んでいますので紛らわしく、<アカバナ>が付けられました。
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