今年の読書(107)『邪心』堂場瞬一(講談社文庫)
Sep
5
リベンジポルノの相談が、大学院生の<綾子>から、支援課にもちこまれました。
まだ直接の被害を受けたわけではない状況のなか、民間のボランティア相談員<愛>が担当することになりますが、、<綾子>と<愛>が、暴漢に襲われる事件が起こってしまいます。
前作で所轄から応援に来ていた<梓>が、今回支援課に異動、女性目線で、いい役割を果たしていました。
捜査を進める<村野>は、リベンジ事件の裏側に辿りついていくのですが、まさにタイトル通り女の「邪心」が織りなす事件を解決に導いていきます。