「SLかるた」@JR東日本高崎支社
Nov
19
来年度以降、SL客車を教室に見立てた「走れ教室」を開催します。SLについての知識が深められる「SLかるた」も開発。子供たちが鉄道を通じて、楽しみながら地域の歴史や自然の魅力を学べる施策を展開していく予定です。
まずは今月25日に高崎~水上間を走る「SLレトロみなかみ」で、高崎市在住の小学生約40人が参加する「走れ教室」のモニターイベントを実施します。1車両を貸し切り、車内と終点の水上駅で、山岳ガイドや猟師ら「地域の先生」がレクチャーをします。NHK番組「ブラタモリ」にも出演した群馬地理学会の<原澤直久>さんは「利根川と河岸段丘」をテーマにした授業をする予定です。
今後は、モニターイベントでの参加者の意見などを踏まえ、来年度以降の本格実施に向けて検討されます。小学校教育カリキュラムへの導入を目指すほか「大人向け、訪日外国人向けにも展開していきたい」とのことです。
また、「SLかるた」は繰り返し遊ぶことで、SLが動く仕組みや歴史についての知識を身に付けられるます。読み札の裏面には詳しい解説を書き、ひとりでも学習できるように工夫されています。