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- 神戸ご当地(1182)神戸・須磨海浜水族園が大型リゾート@サンケイビル共同体選定
(画像:サンケイビル共同体)
民間資本に活力を求めていた 神戸市立須磨海浜水族園(同市須磨区)が、大型リゾート施設として生まれ変わることになりました。水族館の運営は近年、民間主導で周辺にホテルなどを整備し、滞在型施設として集客することが成功の鍵となっているようです。再整備事業の優先交渉権者に選定されたサンケイビル共同体は、同様の取り組みで成功している鴨川シーワールド(千葉県)のノウハウを導入し、国内トップレベルの水族館を目指します。
サンケイビル子会社が運営する鴨川シーワールドは1970年(昭和45年)に開館。翌年にホテルを建設し、日本で初めてシャチの飼育を始めるなど展示施設を充実させました。同社によると、水族館は開館から10年で来館者が3割程度減少することが多いが、同館の場合、当初60万人だった年間来場者は、現在は100万人近くで安定しているといいます。
サンケイビルは鴨川シーワールドの成功例を須磨にも導入。西日本唯一となるシャチの飼育展示に乗り出すほか、全80室がオーシャンビューのリゾートホテルを整備し、宿泊客限定の水族館のナイトツアーを企画するなど、集客への魅力を高めます。外国人観光客数で大阪や京都に差をつけられている神戸市も、須磨の再整備を外国人誘致の切り札にすることを狙っています。
水族館の周辺に他の観光施設やホテル、商業施設などを一体的に整備して集客を図るケースは近年、全国で相次いでいるようです。
京都市が所有する梅小路公園(同市下京区)でオリックスグループが平成24年にオープンさせた京都水族館の場合、JR西日本が近くに京都鉄道博物館をオープンし、新駅も開設。さらにはホテルの誘致も決まっている。また、同グループが運営するすみだ水族館(東京都墨田区)は東京スカイツリータウンにある立地を生かして入館者数を伸ばし、平成27年に大阪市が全株式を売却して近鉄グループになった海遊館(同市港区)は、隣接する商業施設などとの相乗効果で集客を確保しています。
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