<鎌仲ひとみ>初プロデュース作品@『インディペンデントリビング』
Dec
2
本作は、原子力と放射線の問題に関する映画の3部作の3番目としての『ミツバチの羽音と地球の回転』(2010年9月18日)などの監督で知られる<鎌仲ひとみ>(61)による初プロデュース作品となります。
自らも介助者として働く監督の<田中悠輝>(28)が、家族のもとや施設を離れて自立生活を希望する人々の姿を3年にわたって追いました。自由と引き換えにリスクや責任を負うことになる自立生活は、障害者にとって「命懸け」のチャレンジとなりますが、壁にぶつかりながらも自ら決断し行動することで、彼らの生活は変化していきます。
<鎌仲>は「自立って、一人で頑張ることじゃないんだ、ということをこの方たちから学びました。あちこち、不自由なことがあっても、人は心を自由にひらきながら生きることができるんです」とコメント。
<田中>は、本作を「自立生活運動」の現在をテーマにした作品」と紹介、「これからが本当に「この運動の価値を伝える」段階になっていきます。より多くの方にこの映画を観てほしいと語っています。