神戸：ファルコンの散歩メモ

一般会計総額が１０２兆６５８０億円と過去最大の２０２０年度予算は、２７日午後の参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立しています。

大企業にベンチャー投資を促す減税措置などを盛り込んだ税制改正関連法も成立。これを受け、政府は新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受ける日本経済の下支えに向け、追加経済対策を盛り込んだ補正予算案の編成作業を本格化させる見通しです。

２０年度予算は１９年度当初予算に比べ１．２％増えました。当初予算が１００兆円の大台を突破するのは２年連続になります。

高齢化による医療費増、幼児教育・保育無償化などで社会保障費の総額は５．１％増の３５兆８６０８億円と過去最大となっています。防衛費も、宇宙やサイバーなど新領域での防衛能力強化のため過去最大の１．１％増の５兆３１３３億円となっています.消費増税による個人消費の冷え込みや世界経済の下振れに備えた景気下支え策として１兆７７８８億円を盛り込んでいます。