3日のニューヨーク株式市場は、先月の雇用統計の内容を受けて、大幅な雇用情勢の悪化は避けられないとして売り注文が集まり、ダウ平均株価は大きく値下がりしました。これでダウ平均株価は、今週、580ドル余り下落し、依然、不安定な値動きが続いています。
3日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前の日に比べて360ドル91セント安い2万1052ドル53セントで、今週の取り引きを終えました。
この日の取り引き直前に発表された先月の雇用統計で、農業分野以外の就業者の数が、前の月から70万人余りの大幅な減少となったことを受け、雇用情勢の悪化は避けられないとして売り注文が集まり、値下がり幅は一時、550ドルを超えました。
ダウ平均株価は先週、2400ドル余りの値上がりを記録し、一部では底値を探る動きではないかという見方も出ていましたが、今週は、一転、580ドル余りの下落で、依然、不安定な値動きが続いているようです。
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