今年の読書(47)『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』町山智浩(スモール出版)
Jun
25
<町山智浩>は、1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。近著に『映画には「動機」がある 「最前線の映画」を読む Vol.2』(集英社インターナショナル)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社文庫)、『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(スモール出版)などがあります。
本書で取り上げられているのは、<ジョージ・A・ロメロ>のデビュー作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968年) ・ 革新的なドイツのサイレント映画『カリガリ博士』(1920年・監督:ロベルト・ヴィーネ) ・ アメリカ風刺的な心理ホラー映画『アメリカン・サイコ』(2000年・監督:メアリー・ハロン) ・ アリ・アスターの長編映画デビュー作 『ヘレディタリー/継承』 (2018年) ・ 『ポゼッション』 (2012年・監督:オーレ・ボールネダル) ・ 『テナント 恐怖を借りた男』(1976年・監督:ロマン・ポランスキー) ・ 『血を吸うカメラ』(1960年・監督: マイケル・パウエル) ・ 『たたり』(1963年・監督: ロバート・ワイズ) ・ 悪魔のような伝導師を描くカルト作『狩人の夜』(1990年・監督: チャールズ・ロートン) などです。
映画ファンとしても、好き嫌いが出るホラー・サイコ・スリラー部門だけに、楽しめる内容でした。