『東京不穏詩』@<アンシュル・チョウハン>監督
Jan
11
東京のクラブで働きながら女優を目指している30歳の「ジュン」。ある日、彼女は不審な男に金を奪われ、顔に深い傷をつけられてしまいます。その男は恋人である「タカ」が仕向けた男でした。恋人に裏切られ、傷ついた顔により女優になる夢も失った「ジュン」は東京を離れて、5年ぶりに長野の実家に帰えります。
受け入れがたい過去を知ったことにより、何かが一気に弾けた彼女は亡くなった祖母の財産で暮らす粗暴な父に「強姦されたと言いふらす」となりふりかまわずに財産の半分を要求します。心が壊れていく「ジュン」は旧友である「ユウキ」との再会によってようやく居所を見つけますが。
『ケンとカズ』(2015年・監督: 小路紘史)の<飯島珠奈>(33)が主人公「ジュン」役を演じ、「タカ」に<望月オ-ソン>(31)、「ユウキ」に<川口高志>(35)が扮しています。
監督はこれまでにも日本を舞台にした短編映画を手がけ、本作が長編デビューとなるインド出身の<アンシュル・チョウハン>(34)が務めています。