銀座の外堀通り沿いに本店を構える「銀座ウエスト」(東京都中央区銀座七丁目3番6号)の銀座の文化人や料亭で好まれた老舗の手土産菓子として50年以上愛される看板商品「ドライケーキ」が届きました。
「洋菓子舗ウエスト」の創業は1947年(昭和22年)です。元々はレストランとして出発し、その後、製菓部門を残し喫茶室へと変更。落ち着いた雰囲気の中でコーヒーを楽しめる、文化人の集う場として愛されてきました。
その後、1962年(昭和37年)頃から、缶入りクッキーを料亭等に売り歩くようになったといい、このクッキーを大きくし、ナッツ等の風味を加えたのが今の「ドライケーキ」だそうです。首都圏でしか販売されておらず、常温で持ち歩くことができ日持ちもするので、いかにも東京らしい手土産として支持されています。正式な発売は1962年で、当時、先代の社長さんが、なにかクッキーとは別のネーミングがいいと「ドライケーキ」という商品名を考えたのだそうです。
「ドライケーキ」の箱の中には、「リーフパイ」をはじめ、赤いジャムが印象的な「ヴィクトリア」、花形で抜いた生地の中にカシューナッツクランチ入りの「バタークッキー」、プレーンとココア2色の生地に胡桃入りの「ウォールナッツ」など、種類が色々とあります。それぞれ、バターの産地や粉の種類も吟味していて、サクサクの食感や、合わせた素材とあいまった、個性ある風味を醸し出しているとかで、当分お茶菓子に困ることはなさそうです。
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