日本とトルコの友好関係の礎となった「エルトゥールル号」遭難事件を題材に、日本・トルコ合作で映画化したヒューマンドラマ『海難1890』が、2015年12月5日より全国で公開されます。
1890年9月、オスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦「エルトゥールル号」が和歌山県沖で座礁し、乗組員618人が荒れ狂う海へと投げ出されました。500人以上もの犠牲者が出る中、地元住民の懸命な救助活動によって69人の命が救われ、トルコへ帰還。この事件をきっかけに、日本とトルコの間に厚い友情が結ばれることとなりました。そして1985年、イラン・イラク戦争で緊張が高まるテヘランに日本人215人が取り残され、日本大使館はトルコに救出を依頼します。
『家路』 (2014年・監督: 久保田 直) ・ 『臨場』(2009年・テレビ朝日)の<内野聖陽>が、「エルトゥールル号」乗組員の介抱に奔走する医師役で主演。ヒロイン役の<忽那汐里>はそれぞれの時代に生きる女性を1人2役で演じています。監督は。『利休にたずねよ』(2013年) ・ 『化粧師 KEWAISHI』(2002年)の<田中光敏>が務めています。
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