国軍によるクーデターに対する抗議行動が続くミャンマー各地で27日、治安部隊がデモ隊の強制排除を進めた。北西部モンユワでは、デモに参加していた女性が治安部隊の銃撃を受けて死亡した。犠牲者の増加でデモ隊は一段と反発を強めています。
報道にによりますと、死亡した女性は腹部を実弾で撃たれました。公立病院の医師で、職場を放棄する「不服従運動」に賛同してデモに参加していました。
デモ隊への銃撃で死者が確認されたのは 首都ネピドーの女性1人、 第2の都市マンダレーの男性2人 に続いて4人目の犠牲者となります。
最大都市ヤンゴンでは、デモが頻発していた地域を治安部隊が早朝から封鎖しました。それでも街頭に繰り出した市民に対し、ゴム弾や催涙弾を発射。デモ隊だけでなく、強制排除の様子が外部に発信されるのを阻止する狙いのため、インターネットでデモの様子を中継していた報道陣を拘束しています。
【追記】一部地元メディアは同27日、中部モンユワでデモ参加中の女性が銃撃を受けて死亡したと報じていましたが、その後、病院に運ばれ重傷だったと訂正しています。
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