世界で新型コロナウイルスワクチンの生産競争が繰り広げられ、乱立が進んでいるようです。
カナダのマギル大学の集計によりますと、現在計14製品が既にいずれかの国で承認されており、開発中は110種類を超えています。
流行収束に向けた「切り札」として各製品の特徴への関心は高いのですが、「変異株」に対する有効性では差があり、変異に対応した新製品開発も始まっています。
日本は、武田薬品工業や塩野義製薬が開発を進めていますが、欧米大手より出遅れており、開発体制の立て直しが急務となっています。
信頼度が比較的高い欧米製の入手が困難なキューバやカザフスタン、トルコ、イランなどでは、自国で開発する動きも広がっているようです。
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