1日夕から2日朝まで東京商品取引所で行われた中東産原油先物の夜間取引で、指標価格が一時、1キロリットル当たりで前日の清算値比790円高の4万5830円に上昇しています。
今年の取引時間中の最高値を更新し、2019年5月23日に一時付けた節目の4万6千円に迫っています。
石油関連業者や機関投資家の間で、新型コロナのワクチン接種が進んだ米国を巡り、経済活動が早期に本格再開するとの期待が広がりました。
インドで新規感染がピークを越えたとの見方も背景に、世界的なエネルギー消費増を見込んだ先物買いが入っています。2日午前の日中取引では、夜間取引の高値よりも少し安く推移しています。
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