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- ダウ平均株価(7月9日)@終値3万4870ドル16セント
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は大きく反発し、前日比448ドル23セント高の3万4870ドル16セントと1週間ぶりに過去最高値を更新しています。
米長期金利の低下が一服し、投資家心理が上向きました。前日まで下げが目立っていた金融株を含む景気敏感株が買い直され、相場を押し上げています。
9日の米債券市場で長期金利が一時(1.36%)と前月に付けた2月以来の5カ月ぶりに低水準(1.25%)から回復しています。利ざや縮小の懸念が後退し、金融株が高値で終えています。
今週は世界で新型コロナウイルスの「変異株(デルタ株)」での感染が再拡大し、景気回復が遅れるとの懸念が株売りを促していましたが、米国では経済活動の再開が広がるにつれて、サービス業などでの需要増加が加速するとの期待が根強く、景気敏感株に押し目買いが入り、消費関連株も上昇しました。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数と機関投資家が運用指標にするS&P500種株価指数も反発し、ともに過去最高値を更新して終えています。
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