タリバン暫定政権始動@アフガニスタン
Sep
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タリバンによれば、最高指導者の<アクンザダ>師が統治体制の頂点に君臨し、2001年に崩壊した旧タリバン政権で副首相を務めた<アフンド>首相代行や閣僚らで構成されています。閣僚の大半は、タリバン構成員の多数を占めるパシュトゥン人です。
<アクンザダ>師は声明で、「シャリア(イスラム法)を守るため全力を尽くす」と強調しています。タリバンは旧政権時代、極端なイスラム法解釈で女性の権利などを制限してきた経緯があり、市民には不安が広がっています。暫定政権では、かつて厳しい規制を敷いた勧善懲悪省も復活しています。
8月15日のタリバンによる首都カブール制圧後も、北東部パンジシール州では反タリバン派が武力抵抗を続け、各地では女性の権利擁護などを求める反タリバンデモも相次いでおり、タリバンが反対勢力とどう折り合えるかが課題の一つです。
また、<アフンド>師や、内相代行を務める<ハッカニ>氏ら複数の閣僚は、国連などの制裁リストに含まれています。米国務省当局者は「(閣僚の)何人かの経歴を懸念している」と指摘しており、トルコの<エルドアン>大統領も「われわれは、この暫定内閣がどれほど続くのか知らない。過程を注視していくことがわれわれの務めだ」と語り、タリバン政権の早期承認には言及しませんでした。
Posted at 2021-09-08 13:23
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Posted at 2021-09-08 14:06
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