日経平均株価(11月9日)@終値2万9285円46銭
Nov
9
米株価指数先物が日本時間9日の取引で軟調に推移し、日本株の売りを促しました。外国為替市場で1ドル=112円台後半まで円高・ドル安が進んだことも輸出関連株を中心に相場の重荷となりました。後場寄り直後には日本株への売り圧力が強まり、下げ幅は一時250円を超えています。
朝方は上昇して始まりました。前日の米株式市場で主要株価3指数が最高値を更新し、運用リスクをとりやすくなったとみた投資家の買いが優勢となりま、寄り付き直後に日経平均の上げ幅は200円を超えています。もっとも、その後は伸び悩み、午前の取引終了前には一時下げに転じています。
前日に1兆円規模の自社株買いを発表したソフトバンクグループ(SBG)は(10%)超の大幅高となっています。
午後に自民、公明両党の幹事長の経済対策を巡る協議で「柱となる給付金について18歳以下に10万円相当を支給すると合意した」とのことで、個人消費を拡大させるとの期待が相場を下支えしています。