1日、厚生労働省はペルーから入国し、空港検疫で新型コロナウイルス陽性が判明した20代男性から、「変異株(オミクロン)」が検出されたと発表しています。
国内で確認されたのは2例目になります。男性は入国後隔離され、現在は医療機関で療養しているといいます。
男性はペルー滞在後、11月27日に入国し、成田空港の検疫で陽性と判明しました。国立感染症研究所が全遺伝情報(ゲノム)解析をしたところ、「変異株(オミクロン)」が検出されています。空港到着時は無症状でしたが、国が指定する宿泊施設で療養していたところ、発熱と咽頭痛の症状が表れたといいます。
「変異株(オミクロン)」は11月30日、アフリカ南部ナミビアから入国した同国の男性外交官から検出されたのが国内初確認となりました。厚労省は、男性外交官と同じ飛行機に乗った70人全員を濃厚接触者とし、健康管理などを行っています。
新たにオミクロン株が確認された男性は、この外交官の濃厚接触者ではありません。
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