日経平均株価(12月2日)@終値2万7753円37銭
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(10月7日)の「2万7678円21銭」以来およそ2カ月ぶりの安値となっています。新型コロナウイルスの「変異型(オミクロン)」の感染拡大への警戒感が強く、リスク回避目的の売りが優勢となりました。日経平均は一時300円近く下げる場面がありました。
米国で1日、「変異株(オミクロン)」の感染者が初めて確認され、前日の米株式相場は大幅に下落しました。この流れを引き継ぎ、東京市場も売りが先行しています。経済活動の再開が滞りかねないとの見方から、空運株や鉄道株、百貨店株などが値を下げています。
もっとも、日経平均の下値は堅く、株価の水準が下がったため、割安感が出てきたとの判断から主力銘柄の一角に押し目買いが入り、日本時間2日の米株価指数先物の堅調な動きも投資家心理に好感を与えたようです。