日経平均株価(2月9日)@終値2万7579円87銭
Feb
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前日の米株式市場では主要株価指数がそろって上昇し、ダウ工業株30種平均株価(1.06%)とナスダック総合株価指数は(1.28%%)上昇しました。東京市場でも運用リスクをとりやすくなり、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが入りました。
国内で発表が本格化している決算を材料にした物色も活発でした。前日に2021年4~12月期決算と英アームの売却中止を発表したソフトバンクグループ(SBG)は(4.8%)高で午前の取引を終え、1銘柄で日経平均を53円押し上げています。
日経平均が2万7500円を上回ると、利益確定売りや戻り待ちの売りもでています。午後からのトヨタの2021年4~12月期の決算発表は、売上高が前年同期比(19・2%)増の23兆2670億円、純利益が(57・8%)増の2兆3162億円でした。いずれも4~12月期として過去最高でした。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ自動車販売が回復傾向を示し、円安ドル高も追い風になりましたが、株価は伸び悩んでいます。米消費者物価指数(CPI)の発表や国内の連休を前に、上値追いには慎重でした。
終値は、前日比295円35銭(1.08%)高の2万7579円87銭で取引を終えています。