10日、囲碁の女性国際戦「第4回ワールド碁女流最強戦」(優勝賞金500万円)決勝戦が、インターネット対局で打たれ、<上野愛咲美女流棋聖>(20)が台湾の<盧鈺樺四段>(24)を破り優勝しました。女性の国際戦で日本勢の優勝は初めてになります。 <上野女流棋聖>は、143手で黒番中押し勝ちを収め、1回戦で本大会3連覇中でした<於之瑩七段>(中国)、準決勝で<藤沢里菜女流本因坊>を破って決勝に臨んでいました。 ワールド碁女流最強戦は日本、中国、韓国、台湾の四つの国・地域から8人が出場し、トーナメントで優勝を争います。女性の国際戦では中韓が席巻し、これまで日本勢は決勝進出もかないませんでした。