14日18:00、観客数1万6836人のバンテリンドームにて対中日3回戦が行われ、阪神は中日先発の<柳>に完投を許し「1-4」で負け、引き分けを挟んで6連敗を喫し、借金は14に膨らんでいます。1勝15敗1分けとなり、17試合終了時点での勝率・063はプロ野球ワーストを更新しました。
この試合先発予定でした<藤浪晋太郎>が新型コロナウイルス陽性判定を受け、代役で中継ぎから先発に回った新人<桐敷拓馬>(新潟医療福祉大)が立ち上がりにつかまりました。<大島>、<A・マルチネス>の安打などで2死二、三塁のピンチを招くと、<阿部>に右翼へ先制の2点二塁打をうたれてしまいました。二回は走者を出しながらも無得点に抑えましたが、三回の攻撃で代打を送られ、2回を39球4安打1三振1四球の2失点(自責点2)で降板となり、2番手<尾仲祐哉>に引き継ぎましたが、2番手の<尾仲祐哉>も三回に2失点し、点差を「0-4」と広げられてしまいました。
打線は、開幕から4番を務めてきた<佐藤輝明>をプロ初の「2番」に起用し、代わって<大山悠輔>を4番に据えるなど2試合連続で大幅に打線を組み替えました。四回無死から1番<中野>がチーム初安打となる左前打で出塁も、続く<佐藤輝明>が二ゴロ併殺。六、八回とともに2死一、三塁の好機をつくりますが、中日先発<柳>の前に後続が打ち取られ得点できません。
完封負けかと思われた九回に<佐藤輝明>、<近本光司>の初の連打で無死一、三塁とし、<大山悠輔>の中犠飛で「1-4」と完封を免れましたが、反撃もそこまで。連続イニング適時打なしは52イングとなっている打てない阪神です。
本日15日からは本拠地甲子園で、現在首位を走る巨人との3連戦です。
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