ダウ平均株価(5月5日)@終値
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(FRB)は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で(0.5%)の利上げと資産圧縮の開始を決めています。会合後の記者会見で<パウエル議長>が(0.75%)の大幅な利上げは「積極的に考えていない」と述べると、急激な金融引き締めへの警戒が和らぎ、前日の米株相場は急騰しました。
しかし、通常の2倍にあたる(0.5%)の利上げは、インフレが収束しない限り当面続きますので、懸念材料となり、前日の株高は売り方の買い戻しが中心とみられ、買い戻し一巡後に売りが優勢になっています。5日朝に米長期金利が(3.04%)と2018年12月以来の高水準に上昇しているのも株売りに傾きました。
長期金利上昇を受け、高PER(株価収益率)銘柄が多いハイテク株が売られています。
終値は、前日比1063ドル09セント(3.12%)安の3万2997ドル09セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに急反落しています。前日比647.165ポイント安の1万2317.691で終え、年初来安値を更新しています。