<グーグルロゴ>(258)「七夕を称えて」
Jul
6
7月7日は五節句のひとつの「七夕」に当たります。天の川を挟んで輝くふたつの星、「織姫」と「彦星」が年に一度会うことが許される星まつりの日です
中国から伝わった〈星伝説〉と古事記にも記述された穢れを祓う伝説「棚機津女」の物語と合わさって現在の七夕行事になったといわれています。
〈星伝説〉とは、天の川を挟んで東には機織りが上手な「織姫」が、西には牛飼いの「彦星」がいました。「織姫」の父である「天帝」は、働き者の二人を結婚させたのですが、結婚生活が楽しくてしょうがない二人は、仕事を忘れて遊んでばかり。これに怒った「天帝」は、ふたりを引き離し、天の川の東と西で離れ離れにしてしまいます。
それからというもの、泣いてばかりいる「織姫」を哀れんだ「天帝」は年に一度、7月7日の夜だけ、ふたりを会わせることにしました。七夕の夜には、かささぎが羽を広げて天の川を渡る橋を架けてくれるというものです。