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- ダウ平均株価(8月8日)@終値3万2832ドル54セント
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。
5日に発表されました7月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回り、景気悪化の懸念が後退し、景気敏感株を中心に買いが先行しています。
雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比52万8000人増となり、増加幅は市場予想の2倍に達しました。市場では、米連邦準備理事会(FRB)が速いペースで利上げを続けても米経済は持ちこたえられるとの楽観論が見られます。
景気敏感株が買われ、化学のダウや建機のキャタピラー、航空機のボーイングが高く、映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど消費関連銘柄の上げも目立ちます。
ダウ平均の上値は重く、小幅に下げに転じる場面もありました。ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、エヌビディアが8日朝に2022年5~7月期見込みの売上高と売上高総利益率を大幅に下方修正しています。同社株は6%安で終え、ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルなど他のハイテク株の売りが出ています。
終値は続伸し、前週末比29ドル07セント(0.089%)高の3万2832ドル54セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前週末比13.096ポイント安の1万2644.459で終えています。
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