欧州中央銀行(ECB)は8日の理事会で、インフレ抑制のため、主要政策金利を(0.75%)引き上げて年(1.25%)にすることを決めています。(ECB)は前回7月の理事会で11年ぶりの利上げに踏み切り、6年にわたり(0%)だった政策金利を(0・5%)にしていました。
利上げは2会合連続で、(0.75%)の利上げ幅は1999年の単一通貨ユーロの誕生以来最大となります。天然ガスの供給不安が高まる欧州では景気後退の懸念も強まりますが、当面の景気よりも記録的な物価高への対応を優先させるようです。(ECB)は声明で、今後も利上げを続ける方針を示しています。
<ラガルド総裁>は理事会後の記者会見で「インフレ率は依然として著しく高く、長期間にわたり(2%の)目標を上回る可能性が高い」と述べています。
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