『旅するローマ教皇』@<ジャンフランコ・ロージ>監督
Jul
27
2023年に在位10年を迎えた第266代教皇<フランシスコ>は、難民問題・紛争に苦しむ中東やアフリカ、被爆地である日本など、2013年から計37回の旅路で世界53カ国を巡っています。
本作では約800時間のアーカイブと撮り下ろしの映像を交え、教皇の旅を通して世界の今を見つめ直します。ビジュアルでは地球をイメージした円の中に、手を振る教皇<フランシスコ>の後ろ姿が配置され、「一緒に旅にでましょう。」というコピーが添えられています。
監督は、『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』(2013年)でベネチア国際映画祭の金獅子賞、『海は燃えている イタリア最南端の小さな島』(2016年)でベルリン国際映画祭の金熊賞、それぞれドキュメンタリー映画で最高賞を受賞、『国境の夜想曲』(2020年)ではヴェネチア映画祭で三冠受賞などの<ジャンフランコ・ロージ>が務めています。