神戸ご当地(1517)「神戸市役所2号館」
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2028年に建て替え予定の神戸市役所本庁舎2号館(神戸市中央区加納町6)が、港町を照らす「灯台」をイメージさせる意匠になるようです。上層部に整備される兵庫県内初の五つ星クラスのホテルは、当初17階にロビーを設ける計画でしたが、最上階の28階に変更し、夜通し光を放つ。宿泊客は神戸の眺望を満喫できることになります。
2号館の建て替えは、官民で進める神戸・三宮再整備の一つです。旧2号館は1995年の阪神・淡路大震災で6階がつぶれ、6~8階を撤去して使用後、老朽化などで2022年に解体されました。建て替えはオリックス不動産(東京)を代表とする企業グループ8社が担い、三宮と旧居留地、ウオーターフロントを結節する拠点に位置付けられています。
2022年8月に公表されました建物の整備案は、高さ約125メートルの地上24階、地下2階建てでしたが、その後、竹中工務店などが基本設計を手がけ、高さ約140メートル、地上は28階に変更されています。