『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(2010年・監督: 白石 和彌)などの俳優<小林且弥>が長編初監督を務め、
『凶悪』(2013年・監督: 白石 和彌)で共演した<ピエール瀧>を主演に迎えた
『水平線』が、2024年3月1日より公開されます。
福島県のとある港町を舞台に、大切な人ときちんとお別れできないまま立ち止まってしまった父娘の複雑な心情を描いています。
震災で妻を亡くした「井口真吾」は、個人で散骨業を営みながら、水産加工場で働く娘「奈生」と2人で暮らしています。高齢者や生活困窮者を相手に散骨を請け負う彼のもとに、かつて世間を震撼させた通り魔殺人事件の犯人の遺骨が持ち込まれます。苦しい選択を迫られた「真吾」は、ある決断を下します。