戒厳令解除後の台湾で実際に起きた学生運動を題材に、若者たちの自由と揺るぎない愛を描いた『青春の反抗』が、2024年3月8日より公開されます。
1947年の二・二八事件をきっかけに戒厳令が敷かれ、1987年に解除されるまで40年にわたって市民への恐怖政治が行われた台湾です。
1994年、大学の黙従文化に不満を募らせた芸術学科生の「チーウェイ」は、表現の自由のためにストライキに参加します。抗議行動が白熱していくなか、「チーウェイ」は学生運動のリーダーである「クァン」の恋人「チン」にひかれますが、「クァン」もまた「チーウェイ」に興味を抱くようになり、3人の関係は複雑に絡み合っていきます。
やがて「チーウェイ」は、創作の自由と同じように、内なる欲望と自身の感情は制約を受けるものではないことに気づきます。
Netflixドラマ『返校』の<リー・リンウェイ>が「チーウェイ」役、新人俳優<イェ・シャオフェイ>が「チン」役で主演を務め、Netflixドラマ『返校』の<スー・イーシュエン>が初長編監督を務めています。